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神奈川 鎌倉・北鎌倉

 
 
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20230617由比ヶ浜

パッキーンと晴れた空に海風。8月の鎌倉

大きく弧を描く由比ヶ浜と材木座海岸

材木座海岸
材木座海岸は遠浅である。引き潮に流される浜辺の砂模様が美しい。一年を通じて海で遊ぶ人が多く、西の山の上にのぞく富士山を眺めに来る人もいる。

幕府を樹立した頼朝が海辺の寒村だった鎌倉にどれほどの規模の「鎌倉」を想定していたかわからない。しかし、日本の政治、行政の中心になる鎌倉が相応の規模の「都市」になるのは当り前のことだった。
幕府の庁舎(御所)と鶴岡八幡宮の建立から始めたと吾妻鑑にある。
その建設は急ピッチだったろう。若宮大路、小町大路、大町大路などの道路建設、滑川など大小の河川の治水工事と架橋、主だった御家人の住居、さらにそれが掘立小屋だったとしても多少の造作が要る町民たちの住まい、店舗の建築が同時に始まった。大事件である。
同じ寒村だった「江戸」の都市建設とは比ぶべくもないが人もモノもない鎌倉でのことである。大工、工事人夫とその頭領が集められ、木材、石材などが伊豆国、相模国の各地から集められた。
木材などを大量に運搬するため船が使われはじめ、荷揚げ港として和賀江島も造られた。北条泰時の時代である。
現在の材木座の町あたりは陸揚げされた材木を運ぶ人夫でであふれた。武士や町民の食べる五穀や野菜、魚介を売る商人もいただろう。
やがて一帯は材木座という名で呼ばれる町になり前の浜は材木座海岸と呼ばれた。この頃騒々しい感のある鎌倉の中で比較的静かな町であり海岸であるように思える。
材木座界隈(大町も含めたい)は東京下町に似た匂いがわずかにある。モノとヒトの集散が激しい町の共通した匂いであろうか

20160331和賀江嶋
20160331和賀江嶋
20220822材木座海岸
20220822材木座海岸

由比ヶ浜
鎌倉を出る人入る人の多くが通った由比ヶ浜。
往時は由比ヶ浜から上る極楽寺坂を抜け稲村ケ崎、七里ガ浜に出た。
坂の入口に合戦の場での奮闘ぶりが称えられる権五郎鎌倉景正を祀る御霊神社がある。余談だが、その参道入口角にある餅屋でつくる力餅がうまい。
由比ヶ浜は潮風がいつも吹いているからかウィンドサーフィンをする人が多い。遠浅の浜辺で子どもにサーフィンを教える人もよく見かける。波が大きくならず子どもに丁度いいからだろうか。
由比ヶ浜から伊豆大島が南の方にうすく見える。初めてこの浜を散歩する人だろう、島影を指差したりしている。
このあたりに住みこのあたりを作品の舞台にした小説を書いた作家立原正秋に「海岸道路」がある。無頼に過ごす青年の話である。

20220822由比ヶ浜
20220822由比ヶ浜

20220822夏の思い出・由比ヶ浜 
20220822夏の思い出・由比ヶ浜 
20230707由比ヶ浜
20230707由比ヶ浜

北鎌倉・円覚寺

20180731円覚寺山門をくぐる
20180731円覚寺山門をくぐる

20180731円覚寺大方丈庭園
20180731円覚寺大方丈庭園
20180731円覚寺
20180731円覚寺

円覚寺は1282年に建立された臨済宗のお寺。
1274年の蒙古襲来(文永の役)の折に亡くなった敵味方を弔らうため八代執権北条時宗が建立した。境内には時宗の廟所もある。
円覚寺の伽藍は総門、山門から仏殿、大方丈までほぼ一直線に建てられた。これは京都にある東福寺や妙心寺、大徳寺などの伽藍配置と同じで臨済宗のお寺の特徴である。

20180731円覚寺開基廟
20180731円覚寺開基廟

創建されたあと火事や地震に見舞われ何度も焼失、何度も倒壊しているが円覚寺はその都度再建されている。大切なお寺なのだ。
円覚寺はいわゆる花の寺ではない。四季折々に咲く花の園はない。禅宗のお寺らしく無愛想である。それが好もしい。
円覚寺は道を焦がすように陽が照りつける夏がいい。版築で固められた道が奥に向かってのぼっている。
大方丈はよく磨かれた床のほか飾りはなにもない空間である。あけ放たれたその中を風が吹き抜けていく。襟から風をいれ一服しながら庭を見ている人。
禅宗のお寺はなにごとか頼みごとをするところではなくただ黙然と庭を見ているところなのだろう。


鎌倉の英雄たち

鎌倉の英雄たち 毛利氏	畠山重忠	北条義時	後白河法皇	源頼家 源実朝 藤原秀衡 源義経 静御前 平敦盛 建礼門院 平将門 島津氏 源頼朝 秩父党 平重盛 平維盛 上総介広常 千葉常胤 平清盛 大江広元 西行 北条早雲 源義朝 三浦義明 梶原景時 比企能員 和田義盛 土肥実平 北条時政 北条政子

鎌倉を全部楽しむ

8月の鎌倉

20210723極楽寺 百日紅
20210723極楽寺 百日紅

20190523七里ヶ浜サーファー
20190523七里ヶ浜サーファー
20180731妙本寺
20180731妙本寺


鎌倉の百日紅
宝戒寺、、高徳院、長浄妙寺谷寺、極楽寺、本覚寺、本興寺、来迎寺、補陀洛寺、光明寺、妙隆寺

鎌倉のフヨウ
円覚寺、明月院、海蔵寺、極楽寺、常栄寺、妙隆寺、宝戒寺、杉本寺、瑞泉寺


鎌倉のキキョウ
東慶寺、浄智寺、海蔵寺、長谷寺、瑞泉寺

鎌倉のハス
鶴岡八幡宮、光明寺、光則寺、長谷寺、海蔵寺、覚園寺
20230707鶴岡八幡宮・源氏池ハス
20230707鶴岡八幡宮・源氏池ハス
20230707光明寺ハス
20230707光明寺ハス

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、開催イベントの中止や延期がある可能性がございます。おでかけの際は事前にご確認ください。

特別公開

■ぼんぼり祭り
開催場所:鶴岡八幡宮
開催日:8月7日~9日
夏越祭 8月7日 15:00〜
立秋祭 8月8日 17:00〜
実朝祭 8月9日 10:00〜

■四万六千日
開催日:8月10日
開催場所:
●長谷寺
当日のみ、4時~8時まで拝観料無料
●杉本寺
当日のみ、0時~16時まで拝観料無料
●安養院
当日のみ、5時~9時まで拝観料無料

■黒地蔵縁日
開催場所:覚園寺
開催日:8月10日

■鎌倉宮例大祭
開催場所:鎌倉宮
開催日:8月19日~21日
8月19日 例祭前夜祭 16:00〜
8月20日 例祭 11:00〜
8月21日 後鎮祭 10:00〜
※2023年8月19日(土)・20日(日)の18:30頃から、3年ぶりに盆踊り(夜店あり)が行われます

由比ヶ浜12ヶ月

由比ヶ浜の満ち潮引き潮
気象庁の潮位表へ

川喜多映画記念館企画展

【展示】
シネマ紀行 ― 日本の風景

2023年7月1日~10月1日
料金:一般200円/小・中学生100円

<映画上映2023年8月〜>
■集金旅行
8月8日、9日、11日、13日
監督:中村登
出演: 佐田啓二、岡田茉莉子、沢村貞子、花菱アチャコ、伊藤雄之助

■家族
8月8日、10日、12日、13日
原作・監督・脚本:山田洋次
出演:倍賞千恵子、井川比佐志、笠智衆、前田吟、木下剛志、塚本信夫

■生きろ 島田叡-戦中最後の沖縄県知事
8月15日~20日
監督:佐古忠彦
語り:山根基世、津嘉山正種、佐々木蔵之介

■長崎の郵便配達
8月15日~20日
監督・撮影:川瀬美香
出演:イザベル・タウンゼンド、谷口稜曄、ピーター・タウンゼンド

鶴岡八幡宮12ヶ月

8月の段葛
2016年に新しく造りなおした段葛も8年目の夏を迎えた。堂々とした桜並木になった段葛を多くの参拝者が行き来するようになった。

20230518段葛
20230707 段葛

展覧会

【鎌倉文学館】
鎌倉文学館は2023年3月27日から2027年3月31日(予定)で庭園も含め、大規模改修のため全館休館

【鎌倉市鏑木清方記念美術館】
■清方生誕145年記念
東の美人画家、鏑木清方
~上村松園とともに~
会期
前期:2023年7月1日~8月6日
後期:2023年8月10日~9月10日
開館時間:9:00 ~ 17:00
※最終入館は30分前まで
休館日:毎週月曜日、7月17日は開館、7月18日
入館料:一般 300円、小・中学生 無料、鎌倉に通学する小学生~大学生 無料

【神奈川県立近代美術館 鎌倉別館】
■吉村 弘 風景の音 音の風景
会期:2023年4月29日~9月3日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜
入館料:一般700円、20歳未満・学生550円、65歳以上350円、高校生100円

【神奈川県立近代美術館 葉山館】
■コレクション展
加納光於
色(ルゥーパ)、光、そのはためくものの
会期:2023年7月15日~9月24日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜
(7月17日、9月18日を除く)
入館料:一般250円、 20歳未満・学生150円、 65歳以上100円、 高校生100円

■企画展
挑発関係=中平卓馬×森山大道
会期:2023年7月15日~9月24日
開館時間:9:30 ~ 17:00
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜
(7月17日、9月18日を除く)
入館料:一般1000円、 20歳未満・学生500円、 65歳以上100円、 高校生100円