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有楽町・日比谷標高マップ

 
 
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突然の地震、不意に襲ってくる津波、高潮に備える
MAPとNEWSです。
いつもあなたがいる場所の標高(  )mは
津波を凌げるか!

ハザード(=危険)の正体
ハザード(=危険)の正体は突然来る津波、高潮の高さです。
突然の地震、不意の津波が来た時、
今、住んでいる家、子どもが通っている幼稚園、小中学校、
そして、いつも買物にいく町は津波、高潮を凌げるのか、
正確に把握しなければなりません。
公表されている、想定される津波の高さを数字で表しました。
ハザード(=危険)の正体をわかり易くするためです。
自分のいる場所の高さと津波の高さを照らし合わせてみてください。
自分位置が高ければOK!
「危ない!」と考えたら避難する準備をしてください!



東京都千代田区有楽町・日比谷/不意に襲ってくる津波、高潮の高さ
JR線と日比谷通り(国道1号線)に挟まれたエリア、具体的には、日比谷、丸の内街区は標高が低くなっています。平均して3m以下です。日比谷公園は平均して4m以上で、もしもの折には日比谷公園、霞ヶ関方面に避難するとよいと思われます。

1)津波・高潮から円滑に避難するため、千代田区有楽町・日比谷の標高を取得しMAPを作りました。
※標高値は高い精度を確保していますが、精度上、わずかな誤差を含んでいます。
2)津波/最大の高さは「2.51m」。到達時間は30cm高さの津波が55分、最大高さの津波が158分です。
※元禄型関東地震を想定した東京湾「浜離宮公園」付近の津波の高さです。平成24年4月東京都防災会議公表。
3)高潮/港区付近の高潮氾濫危険水位は「A.P.+3.6m」です。※A.P.については下記参照
4)MAP上の数字の色/オレンジ色は最大津波高さ2.47mより低い場所、青色は高い場所を示しています。
5)例えば高さ3mの津波あるいは高潮が「有楽町・日比谷」を襲ってきた場合、①ビルに留まる ②ビルに避難する 
  ③近くの高台に避難する ④避難する時どの道を通るかを判断し、予め、MAPに書き込んだりして準備しましょう。
6)近くの高台の標高(m)=日比谷公園噴水広場(3.4m)、霞が関検察庁(4.8m)

7)東京都は 「元禄型関東地震」も含め、地震タイプ別の津波最大高さと到達時間を公表しています。

千代田区有楽町・日比谷   到達時間(分)
最大高さ(m) 30cm高さの津波 最大高さ津波
①元禄型関東地震 行谷ほか 2011モデル(M8.3)平成24年4月18日公表  2.51 55 158
②東京湾北部地震(M7.3)平成24年4月18日.公表 1.88 18 34
③南海トラフト巨大地震(M9.1)平成25年5月14日.公表 2.46 139.5
※東京中央区の津波データを使用しています
※地殻変動考慮、水門閉鎖の場合を想定した数値です
8)東京都が平成30年3月に公表した「高潮浸水想定区域図」に基き、令和2年4月に設定した高潮氾濫危険水位は以下です。
千代田区有楽町・日比谷 A.P.+3.6m
※A.P.=基準地/霊岸島水位観測所の最干潮面を=A.P.±0mとする 高潮は、過去最大規模の台風(室戸台風級:910hPa、あるいは伊勢湾台風級)を想定した場合、および 50年に一度という大雨による洪水を想定した場合、浸水の最大深さは、約10mという想定もあります。が、現在、 設定されている高潮氾濫危険水位は以上の数値です。
9)洪水について
最大規模の台風によって50年に一度という大雨が降る場合、洪水の危険性があります。
①堤防が河川の水流で崩される ②堤防が地震で破壊された場合、特に危険で洪水の発生する確率は高いとされています。
10)防潮堤について
①東京都中央区の場合、東京湾の堤防は、高潮氾濫危険水位を凌ぐ「A.P.+5.6~6.3m」の高さの防潮堤を計画、施設しています。
②道路、橋などがあり、普段、そこが抜けている場合でも、津波、高潮が発生した時、陸こう(陸閘)という陸上ゲートを動作させ高潮を防いでいます。